BACK TITLE|TITLE TOP| …なんかこれって、反則だとおもう。 「…アンタほんとに男なの?」 「それはどういう意味なのかな早紀ちゃん」 「だって、ちびだし」 「いや150aの早紀ちゃんよりは大きいよ」 「うっさい。…料理うまいし」 「うんそれはみとめる」 「…。へたれだし」 「どうして?」 「だって、彼女と一緒に居たって手すら握ってこないじゃないの」 「えー?俺はこれでも十分愛情表現をこめて接してるのに」 「………だからこの小動物みたいな扱いはやめてよねっ」 「えー?」 「いちいち伸ばさな…っ…」 「これでご満足?早紀ちゃん」 「なっなっ馬鹿っいきなりなにすんのよっ!!」 「いやーへたれじゃないことを証明しようかと」 「…なぜそこで押し倒すっはーなーせーっ」 「なんだよ。早紀ちゃんから誘ってきたんでショ」 「誘ってないっちょっとなんでいきなり優位そうにしてるのよっ」 「俺だってオトコだもの。早紀ちゃんはオンナ。Do you understand?」 「うううーっ」 「さ、大人しくしてね?お姫サマ」 ******* あえて描写なしの会話文。 知りたくなかったへたれな彼氏の素顔。 …ただの馬鹿ップル劇場でした。 BACK TITLE|TITLE TOP| |